皆さん、こんにちは(^-^)ジョブロジック手稲の原田です。
6月10日に「一般就労の退職の支援」と題してMさんの退職支援についてブログを書きました。今回は、Mさんのその後について書きます。(ご本人了承済み)
なんとMさん、8月に就職が決まりました!
Mさんは前職を6月末まで実働し、7月からは約一ヶ月の有給消化期間でした。
6月の実働が終わり、気持ちが落ち着いた頃、Mさんと就業・生活支援センターの職員さんと原田で支援会議を行い、Mさんの今後について話し合いました。
当然、ここでもMさんの気持ちが第一優先です。Mさんの気持ちを伺うと、「前職が終わり、少し休んで気持ちが落ち着きました。コロナの給付金も入ったけど、休んでたら体がなまってしまうので、早く働きたいです。」
Mさんのあまりに前向きな考えに私達も少し休んでも良いのでは、とか失業手当もあるよ等、伝えましたが、Mさんの意志は固く変わりません。体調も問題ないとのことで、それならば、と私達もすぐに就職活動に協力することになりました。
ハローワークで求人検索を行ったところ、障害者雇用に前向きな会社があり、問い合せると、まずは会ってくれることになり、業務説明をしてもらえることとなりました。
今回は、食品加工の仕事ではなく、物流の仕事です。
Mさん、原田、就業・生活支援センターの職員さんとで説明日に会社訪問し、会社としての考え、業務の流れ、覚え方、環境など詳しく説明してくださりました。
Mさんも自分に出来そうな仕事かを見極め、是非この会社で頑張ってみたいと希望されました。
そして後日、私たち支援機関も同席のもと、面接となりました。
面接では、私たち支援機関は、Mさんの障がいの特性や前職を踏まえての環境整備、仕事のステップ(まずは一つの仕事を覚えてから、次の仕事を覚えさせてほしい等)について、Mさんと会社がどの様にするとスムーズに働きやすくなるかについて、話させていただきました。
Mさんは、自分の言葉で、得意なこと、苦手なこと、前職を辞めた理由など正直に話しました。そして最後に「今まで積み重ねてきた仕事の集中力や体力を再就職の期間をあけることで落としたくない」と考えを伝えました。
面接官も障がいや得意・不得意もあるが、Mさんのその気持ちや心意気が前向きですごく良かった!と、後日ですが話されていました。
就職活動では、「良い出会い」や「タイミング」もありますが、今回は、面接の場でMさんがしっかりと自分の気持ちを話されていたことが、Mさんの人柄や一生懸命に働いてくれそうだなと、面接官に伝わったんだと思います。
先日、Mさんが働き始めた様子を見てきました。変わらず一生懸命なMさんがいました。
現場担当者に伺うと、仕事も丁寧だし、良い人が入ってくれて良かったと話され、原田も嬉しかったです。
ジョブロジックでは、今回のMさんの様に、就職活動だけでなく、就職した後も支援を行います。ジョブロジックを経て、就職したら終わりではありません。せっかく出会った縁を大切にしていきます。
Mさんのように皆さんを応援していきます!
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ジョブロジックは利用者様との対話を大切に、働くスキルを身につけて一般就労されることをご支援する札幌市の障がい者就労継続支援A型事業所です。 身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいなどをお持ちの方と雇用契約を結び、支援を受けながら働ける場所をご提供しています。雇用契約を結びますので、最低賃金が保証されます。
市内で4つの事業所(手稲区、北区、東区、厚別区)を運営しています。事業所内での事務作業や、「施設外就労」という形で派遣先の一般企業で働くお仕事もあります。事業所の職員が同行してサポートを受けながら働くことができます。派遣先の企業では健常者の方と同じ職場で働きますので、一般就労へのイメージをしていただきやすいことも特徴です。
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