Kさんからの手紙  -障がい者就労継続支援A型事業所のジョブロジック-

みなさんお久しぶりです、、、(^_^;)

こんにちは!

ジョブロジック手稲の 大河内です。

今日は、ジョブロジック手稲の利用者さんが書いた作文を紹介させて頂きます!

『仕事で教わった事を教える』

 私はジョブに入ってスタッフ、メンバーから仕事を教えてもらいました。

その中で、私は覚えることが苦手です。簡単なことなら1回で覚えられますが、苦手なことは何度も 質問したりメモを取らないと覚えられません。皆1人1人教え方も違います。皆が工夫をしたりしているからだと思います。また、教えてもらう相手の言葉で悩んだこともあります。          悔しくて負けたくなくて、毎日家に帰って練習をしたこともありました。

そんなある時、パートさんやメンバースタッフから「早くなったね。私がその仕事で1番だよ。」と 褒められ、本当に嬉しかったです。そんな相手の言葉に悩み悔しい思いをしたのに、いざ自分が仕事を教える立場になった時その事を忘れて、注意する言葉がきつくなってしまう時があり、昔の自分の  気持ちを忘れていることに気付かされました。

今私は検品作業を1人のメンバーに教えています。私の教え方が悪いのか何度教えても集中力が   なかったり、なかなか覚えてもらえない時がありました。わからなかったら質問したり皆に聞くようにアドバイスもしました。自分の教え方が悪いのか相談した時に、私は怒っているつもりがなくても相手には怒っているように見えたり、それぞれ捉え方が違うことを指摘され、冷静に話すことをアドバイスもらいました。

これからは、良いところ見つけて褒たり叱たり注意する時は相手の気持になりたいです。

私のやりかたみてもらったり一緒にやりやすい仕方を考えます。「教える人の気持ち、教わる気持ち」これから忘れないようにします。面談でその人が褒められたことを報告もらた時は自分のことを見たいで嬉しいかったです。私もこれからは覚えることいっぱいあるので逃げないで頑張ります。

この文章を読んで、どきっとしました。 職員として日々利用者さんと関わる中で、きっと冷静で

いられないこともあっただろうし、イライラしてしまったこともあっただろうし、

言葉もきつかったかも、、、と考えさせられました。

入社当初、利用者さんに教えてもらうことが沢山ありました。

その時に私も、悩んだり、悔しい思いをしてきたことを思い出しました。

私は今、その時に感じたことを相手にもさせてしまっているのかもしれない。

振り返ると、日々余裕が無くて考えることすらなかったです。

この文章のおかげで相手の気持ちを考える時間ができ、振り返ることが出来ました。

ブログをよんでいる皆様も、仕事をしていると

教えるか、教わるか、どちらも経験すると思います。

この作文を読んで、振り返るきっかけになって頂けると嬉しいです。

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ジョブロジックは利用者様との対話を大切に、働くスキルを身につけて一般就労されることをご支援する札幌市の障がい者就労継続支援A型事業所です。

身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいなどをお持ちの方と雇用契約を結び、支援を受けながら働ける場所をご提供しています。雇用契約を結びますので、最低賃金が保証されます。

市内で4つの事業所(手稲区、北区、東区、厚別区)を運営しています。事業所内での事務作業や、「施設外就労」という形で派遣先の一般企業で働くお仕事もあります。事業所の職員が同行してサポートを受けながら働くことができます。派遣先の企業では健常者の方と同じ職場で働きますので、一般就労へのイメージをしていただきやすいことも特徴です。

ジョブロジックでは障がいをお持ちの方、高等支援学校在学中の生徒様や親御様、関係者様からのご見学や職場体験希望、ご質問等を受付しております。

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