文字をひらく?閉じる?

お久しぶりです。手稲の長谷です。

日頃、利用者さんの記録を書いたり、利用者さん向けの文章を書いたりする機会があるので読みやすくて分かりやすい文章を書くにはどうしたらよいかなと思う今日このごろです。

そんなある日「文字をひらくと文章が読みやすい」というネットの記事を見かけたので読んでみると… すごくためになるなぁと思ったのでこの記事で紹介していきます(◍•ᴗ•◍)

まずは以下の文章を見比べてみてください。

A.今年も大通公園にある札幌市資料館前の薔薇が綺麗に咲いています。

晴天に恵まれたこともあり、沢山の人たちで賑わっていました。

B.今年も大通公園にある札幌資市料館前のバラがキレイに咲いています。

晴天にめぐまれたこともあり、たくさんの人たちでにぎわっていました。

どちらのほうが読みやすい文章と感じますか?

同じ文章でも漢字とひらがなの使い方が変わるだけで違う印象を受けると思います。

○漢字をひらがなにすることを「文字をひらく」といいます

(例)下さい→ください

○ひらがなを漢字にすることを「文字を閉じる」といいます

(例)ください→下さい

一般的に漢字を開くもの(ひらがなにするもの)として、形式名詞が有名です。

次のようなものがあります。

「こと・とき・ところ・ため・はず・ほど・ゆえ・たび・わけ・とおり・もの」など。

(例)「今日聞いた事を今後に生かそう」

   ↓

  「今日聞いたことを今後に生かそう」

この他にも他にも公用文では、次のように表記ルールが定められています。

次の接続詞は、基本ひらがなにする。

「おって・かつ・したがって・ただし・ついては・ところが・ところで・また・ゆえに」

ただし、次の4語は基本漢字にする。

「及び・並びに・又は・若しくは」

皆さんは知っていましたか? 私は初めて知りました…

今はパソコンの文字の変換ですぐに漢字が出てくるので、漢字を使ってしまいがちになりますが、むずかしい読み方の漢字は文字をひらいたほうが読みやすくなります。

(例)所謂→いわゆる

   疎い→うとい

   虚ろ→うつろ

   腐る→くさる

   喧嘩→けんか

   掴む→つかむ

   握る→にぎる    などなど

書く人が読めても、読む人が「この漢字はなんて読むの?」と思ったらせっかく書いた文章も読んでもらえないことに… (´・ω・`)

これからは文章表現に加えて、見やすさも意識していきたいと思います。

実は最初に書いた札幌市資料館前のバラがキレイというのは本当のお話です!

毎年6月ごろから秋まで咲いていておすすめです٩(●˙▿˙●)۶

実際に撮った写真がこちらです↓

それではまた^^

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ジョブロジックは利用者様との対話を大切に、働くスキルを身につけて一般就労されることをご支援する札幌市の障がい者就労継続支援A型事業所です。 身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいなどをお持ちの方と雇用契約を結び、支援を受けながら働ける場所をご提供しています。 雇用契約を結びますので、最低賃金が保証されます。 市内で4つの事業所(手稲区、北区、東区、厚別区)を運営しています。 事業所内での事務作業や、「施設外就労」という形で派遣先の一般企業で働くお仕事もあります。 事業所の職員が同行してサポートを受けながら働くことができます。 派遣先の企業では健常者の方と同じ職場で働きますので、一般就労へのイメージをしていただきやすいことも特徴です。 ジョブロジックでは障がいをお持ちの方、高等支援学校在学中の生徒様や親御様、関係者様からのご見学や職場体験希望、ご質問等を受付しております。

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