札幌市東区の障がい者就労継続支援A型事業所
ジョブロジック環状通り東の阿部です。
北海道の1月、本格的に寒くなってきましたね。私も最近は湯たんぽを抱いていないと寒くて寝られません。皆さんも寒さで体調を崩さないよう暖かくして寝るようにしてくださいね。
最近は新型コロナウィルスに加えてインフルエンザも流行ってきているので要注意です。
ところで最近このウィルスという言葉をよく聞きますが、ウィルスと細菌の違いをご存じですか?
インフルエンザウィルス、コロナウィルス、エイズウイルス、ピロリ菌、結核菌、コレラ菌などなど
身体に良いとされる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌もあるし、ウィルスを使ってがん細胞を攻撃するウィルス療法なんていうものもあります。なので人間にとって有益か無益かなんていう違いではないわけなんです。
ウィルスとは~
遺伝子とそれを覆う膜でできた粒のような存在で、他の生物の細胞内に入り込み自身の複製を作らせることで増えていきます。なのでウィルス単体では増殖することができません。また代謝を行うこともないのでウィルスは生物ではないという考え方もあります。また我々とは違い細胞を持っていないので、感染しても抗生物質が効かないというのもウィルスの特徴です。
では細菌は?
こちらは単細胞生物というれっきとした生き物で、我々と同じように栄養があれば繁殖することもできるし勿論代謝も行います。その大きさもウィルスの100倍以上あり、例えるならば細菌が太陽ならばウィルスは地球くらいの大きさになりますね。細胞をもっているので、それを破壊する抗生物質が効くというのもウィルスとの違いです。
どうですか?なんとなく違いがわかりましたか?
ただしウィルスっぽい細菌もいれば細菌っぽいウィルスもいるので明確な線引きは難しいそうです。何が生き物でどこからが生き物じゃないかも学者によって意見が違ったりと調べてみると面白いので興味のある方は専門書を読んでみるのもいいかもしれませんね。
ウィルスにしても細菌にしても感染しないに越したことはありません。まだまだ寒い時期も続きますのでうがい手洗い消毒など感染対策には引き続き気を配っていきましょう。