ソーシャルワーカーって何?~ソーシャルブック⑧

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どうも就労継続支援A型ジョブロジックの山田です!

ちょっと間が空いてサボり気味だった、勉強系ブログを今回はやって行きたいと思います!(決して忘れていたわけではないよ!決してw)

 

テーマは「ソーシャルワーカー」

自分でも壮大なテーマで後から後悔しそうになるこのテーマで今回はやりたいと思いますw

 

皆さんはソーシャルワーカというと、どのようなイメージをしますか??

山田が高校生だった時は、よくアメリカとかのドラマの1シーンで、綺麗な部屋の中で1対1で患者さんの話を聞いて、アドバイスやカウンセリングをするそんな仕事のイメージをしていましたw

今思えば・・・

それ心理士やん・・・😢

目指す先を間違えたw

 

ソーシャルワーカーのイメージって関りがない人にとってみれば、すごく難しいと思います!実際山田も仕事をしてみて、これをイメージしろというのは中々難しいと感じます・・・。

では現代の万能ツール!インターネットで調べてみましたw

ソーシャルワーカー!

そうしたらパソコンさんはこのような回答で・・・

「人権や社会正義など福祉倫理に基づき、専門的な知識・技術を有して社会福祉援助を行う専門職」

 

「ん?」全然わかんないw

これからソーシャルワーカーになりたいって人ってどうやってこの仕事のことを知ればよいんだろうと心配になりました!

 

じゃあ!ここから先は、

山田的ソーシャルワーカーのイメージや仕事を紹介できたらなと思います!

※あくまで個人的なイメージや考えです!

 

突然ですが質問です!

「自分の目の前に足が悪く、階段を下りるのが大変なおばあちゃんがいます!ソーシャルワーカである、あなたがすることは何でしょう?」

  

色々な答えがあると思いますが・・・

例えば、「手をつないで下りるのを手伝いました」とか「杖を持ってきました」

とか・・・

 

でもここでの山田的正解は、

「おばあちゃんに話しかけて何をしてもらいたいか聞き、おばあちゃんがしてもらいたいことをできる人、または物を見つけおばあちゃんが安全に階段を下りられるように見守り調整をすること」です!

なんかまわりくどいw

でもそれがソーシャルワーカーの仕事です!

 

ソーシャルワーカーが直接何かを行うのではなく、

その人が必要な物や人、環境と繋げてあげる!

そしてソーシャルワーカの醍醐味はその人にとって一番何をしてもらいたいのかを聞くことです。何をしてもらいたいか、わからない時は選択肢を提案することで、決定できるようにしてあげることだと山田は思います!

 

じゃあ今度は具体的にどんな仕事をしているかですが、

これも複雑でソーシャルワーカーには色々な種類の職場があり病院、自治体、企業、福祉サービス事業所多岐に渡ります。

また国家資格も社会福祉士、精神保健福祉士があり専門的な知識が異なります。

 

ぶっちゃけ「ソーシャルワーカーはこれをしてます!」って言えないw

  

だからパソコンさんは、ぼんやりとした回答だったのねw

 

なので絞りにしぼって障がい分野の就労支援、相談支援、グループホームの3つを紹介することにします!(山田が経験しているのはこの3つw)

 

まずは「就労支援」

就労は利用する人の目的がすごくはっきりしていて、

ソーシャルワーカーは就労を継続するための力を、本人に付けてもらえるように働きかけを行います。

例えば、「周りと作業をすることが苦手で、作業のスピードが合わせられない」というのであれば、

どうしたら周りに溶け込むことができるかや、

作業スピードは基準を作って目標を決めてみるなどの支援を行います!

また一般就労への支援も行うため、企業とのつながりやハローワーク、ナカポツ、移行支援事業所、相談室、病院等様々な機関と連携をしながら進めていくことが主な仕事になります!

 

そして「相談支援」

個人的には一番ソーシャルワーカーとしての質が求められるのではないかなと思います!

今の障害者総合支援法の中ではサービス受給者証の申請や更新に関わる面談、手続きが主ですが、本来は障がい者の方や家族等の相談を受け、サービスに繋げたり、同行して支援をすることが仕事となります。

なので、ソーシャルワーカーとしては幅広い知識が求められると同時に、

他の事業所やサービスの状況をしっかり把握しておかなければ、本人に支援ができない状況になるため、常に色々な事業所の情報を持っておかなければなりません。

山田も相談支援をしていたときは大変でしたが、ソーシャルワーカーとしての経験が積めたこと、楽しかった思い出もいっぱいあります!

 

最後に「グループホーム」

一番生活に密着しているのがグループホームです!

就労や相談は1日のうち本人と会わない時間のほうが長いと思いますが、グループホームは日中も含めて、土日や夜なども本人と関わります。

なので生活にかかる相談や、ときには一緒に掃除や料理をしたり、服薬が難しい人には服薬管理、お金の管理が難しい人には金銭管理などのお手伝いすることが主な仕事になります。 

グループホームはその人の普段みえない一面も見れたりして、面白かったなぁという思い出があります!

 

今、紹介した3つだけでもソーシャルワーカーが行う仕事には違いがあり、

それぞれの面白さがあります!

あと根本的には「おばぁちゃんの下りの質問」を意識して関わることがとても大事な仕事なのかなと思います!

「ソーシャルワーカーの仕事はこれだ!」とは言い切れません。

興味のある方や将来目指したいと思っている方は一度、見学をして自分で見てみるのが一番よいと思います!

 

ソーシャルワーカーになる人大募集w

では今回はこの辺で!

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ジョブロジックは利用者様との対話を大切に、働くスキルを身につけて一般就労されることをご支援する札幌市の障がい者就労継続支援A型事業所です。 身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいなどをお持ちの方と雇用契約を結び、支援を受けながら働ける場所をご提供しています。雇用契約を結びますので、最低賃金が保証されます。 市内で4つの事業所(手稲区、北区、東区、厚別区)を運営しています。事業所内での事務作業や、「施設外就労」という形で派遣先の一般企業で働くお仕事もあります。事業所の職員が同行してサポートを受けながら働くことができます。派遣先の企業では健常者の方と同じ職場で働きますので、一般就労へのイメージをしていただきやすいことも特徴です。 ジョブロジックでは障がいをお持ちの方、高等支援学校在学中の生徒様や親御様、関係者様からのご見学や職場体験希望、ご質問等を受付しております。

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