農福連携-障がい者就労継続支援A型事業所のジョブロジック-

こんにちは、ジョブロジック手稲の原田です(^-^)

先月、千歳市障がい者地域自立支援協議会 はたらく部会 第一回 視察研修会に説明者として原田とジョブロジック新さっぽろの斉藤が参加してきました!

約30名の福祉関係者や農家さんが視察研修会に参加されてました。

今回の視察研修会テーマは、「農福連携」です!皆さん一度は、聞いたことがあるんじゃないでしょうか(^-^)

農福連携とは、『障がいのある方々が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組です。農福連携に取り組むことで、障がいのある方々の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保にも繋げること』を目的としています。

午前中は、当別町のある就労継続支援A型事業所の「ファーム アグリコラ」さんを視察させて頂きました!

アグリコラさんは、全国の農福連携でも珍しく、養鶏を仕事としています!

代表の水野さんは、看護師として勤務された経験とご実家が馬に関わる仕事をされていた経験をもとに養鶏場を立ち上げ、そして平成29年に就労継続支援A型としてスタートしたとのことです!

約4000羽の鶏を平飼いし、卵を生産・販売しております!餌にもこだわっていて、とてもきれいで美味しそうな卵です(^-^)

もちろん現在の状態に辿り着くまでには、紆余曲折、大変なことが沢山ありました~!と笑顔で話されてましたが、これだけの規模にすることと福祉を連動させることは、相当大変だったんじゃないかなと思います。

徐々に苦労が実を結び、利用者さん達は分業された自分の役割をしっかりこなし、現在は大評判で品切れになることも多いとのことです!

様々な店頭にもあるそうですが、売り切れてしまうそうです。インターネット販売も行ってますので、是非、ホームページも見てみてください! ホームページはこちらです↓

 卵の色は素直な色|北海道石狩郡のFarm Agricola(ファームアグリコラ)

午後からは、新篠津村に移動し、「大塚ファーム」さんへ行きました!

やっとここから原田と斉藤の出番です(^-^)

大塚ファームさんでは、ジョブロジック新さっぽろとして2020年から施設外就労を行っています!

大塚ファームさんは、農薬や化学肥料に頼らない高品質な有機野菜として、様々な種類のトマトやミニトマト、ズッキーニ、きゅうり、じゃがいも、小松菜など約30種類を育てています!ホームページはこちらです↓

 有機野菜とほしいも|有限会社大塚ファーム (otsukafarm.com)

お伺いしていつも思うことは、風が心地よく、音が静かなこと、高台から見渡すときれいな緑に囲まれています、なんとも気持ちが良いです。

視察会では、大塚ファームさんと仕事をすることになった経緯を原田がお話させて頂き、代表の大塚さんと斉藤からは農福連携の実際について話をさせて頂きました。

利用者さん達の作業は、夏場はミニトマトの収穫やビニールハウスの設営補助、冬場は切り干し大根の計量梱包が主です。

代表の大塚さんは、新さっぽろ事業所の利用者さんが働いている様子をみて、こういう風にした方が作業しやすいんじゃないか等、創意工夫を常に考えていること、福祉事業所との連携の取り方などお話くださっています。

斉藤からは、実際の利用者さんの感想や利用者さんに作業が合っているか、体力、支援の工夫、危険度などを詳しく話しています。特に利用者さんからの言葉で、小さい苗から育ててきたトマトが今は実をつけ、そして収穫している過程がすごく面白いと感想があったことが嬉しかったな~と話してました。

視察会参加者から沢山のご質問を頂き、それに答える斉藤君も格好良かった!

大塚さんからも斉藤からもあったのが、トマトの色の判別や暑さ対策の難しさなどでした。

お互いに打合せを重ねながら、利用者さんが出来る現在の精度に辿り着いた経緯があります。

今回、農福連携をテーマとした視察研修会に講話者としてですが参加させて頂き、多くの方が興味を持ってくれているんだなと率直に思いました。

農福連携って言葉では良く聞きますが、実際に行うとなると、冬場の作業はあるのか?何人くらい必要なのか?暑さ、寒さ対策など考えることが沢山あり、一歩踏み出せない福祉事業所や利用者さんも多いと聞いています。

不安な方は是非、一度見学に来てみてください(^-^)広大な場所で仕事をする雰囲気を感じてみてください。大変なこともありますが、それ以上に楽しいこと、嬉しいことも沢山あります!

そして福祉は農家さんを知ること、農家さんも福祉を知ること、お互いが尊重して協力し合ってお互いを補完していくことができたら「農福連携」がもっと進むと思いました。

この度は貴重な機会をありがとうございました(^-^)

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ジョブロジックは利用者様との対話を大切に、働くスキルを身につけて一般就労されることをご支援する札幌市の障がい者就労継続支援A型事業所です。

身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいなどをお持ちの方と雇用契約を結び、支援を受けながら働ける場所をご提供しています。雇用契約を結びますので、最低賃金が保証されます。

市内で4つの事業所(手稲区、北区、東区、厚別区)を運営しています。事業所内での事務作業や、「施設外就労」という形で派遣先の一般企業で働くお仕事もあります。事業所の職員が同行してサポートを受けながら働くことができます。派遣先の企業では健常者の方と同じ職場で働きますので、一般就労へのイメージをしていただきやすいことも特徴です。

ジョブロジックでは障がいをお持ちの方、高等支援学校在学中の生徒様や親御様、関係者様からのご見学や職場体験希望、ご質問等を受付しております。

ジョブロジック新さっぽろ | 【札幌市 就労継続支援A型事業所】株式会社ジョブロジック |手稲区・琴似・東区・新札幌 (job-logic.net)

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