札幌市東区の障がい者就労継続支援A型事業所
ジョブロジック環状通り東の阿部です。
以前にバイオマスプラステープルのブログを書きましたが、今回もそんなバイオネタ第二弾を紹介していきたいと思います。もちろんゾンビが出てくるゲームの話ではありませんよ。そんな記事見た覚え有りませんという方は以下のリンクから見てみてくださいね!
我々が施設外就労先としてお世話になっている食品工場に、最近POITOという機械が導入されました。このPOITOが今回の記事の主人公という訳です。見た目は人間が3人位入りそうな大きな銀色の箱という感じ。最初見た時は正直なんの装置なのかさっぱりわかりませんでした。
見た目はこんな感じです。かなり大きいです。
・POITOとは
簡単に言ってしまえば、微生物による分解を利用した生ごみ処理機です。この中に野菜の加工などで出た生ごみを投入すると、中の微生物がそれらを分解して水に変えてしまうという優れもの。その水は機械から続く配管を通って下水に流れてゆくという無駄のない仕組み。世の中にはこんな凄いものがあるんだなぁと…
ちなみに微生物が機械の中でどのように存在しているかというと、円筒形のPP材と呼ばれるものの中に収められており、これと生ごみが混ざり合い分解してゆくという感じになります。
微生物も生物なので、我々人間が消化できないようなものは分解できません。例えば卵の殻や貝殻、プラスチックなどですね。
・何の意味があるの?
ここまで読んでいただいた方にはPOITOと微生物の凄さが分かって頂けたと思いますが、さてここで問題です。このPOITOを導入することで一体どんなメリットがあると思いますか?
答えは地球温暖化の原因となる温室効果ガスを減らすことが出来ます。
我々が毎日出している大量の生ごみ。焼却処分をすれば二酸化炭素が、埋めてしまうとメタンが発生してしまいます。これらはどちらも温室効果ガス。我々の将来の為にも出さないに越したことはありません。こういった取り組みが少しずつでも広がっていくといいですね!
最後にPOITOの公式サイトのリンクを貼っておきます。興味ある方は是非読んでみてください。ではまた~