この記事は、こんなギモンにお答えします!
「就労継続支援A型事業所は、自分にも利用できるのかな?」
「雇用型と非雇用型があるみたいだけど、どんな人が利用できるの?どんな仕事内容?」
「働く自信がなくて、一般的なお給料をいただける仕事ができるか不安。どうしたら?」
福祉サービスで「非雇用型」と聞くと、就労継続支援B型事業所をイメージされる方も多いかもしれません。あまり目立つ形ではありませんが、A型事業所にも「非雇用型」の働き方があります。
B型みたいなA型事業所!? 就労継続支援A型事業所の非雇用型とは?
障害者総合支援法で定められた福祉サービスのひとつ、「就労継続支援事業」にはA型とB型があります。一般的には、雇用契約を結ぶのがA型事業所、雇用契約を結ばずに事業所内での内職、軽作業などを行うのがB型事業所、というイメージがあるかもしれません。
ですが、A型事業所の中にも「雇用型」と「非雇用型」があります。
A型事業所の「雇用型」と「非雇用型」の主な違いは、次のとおりです。
○雇用型:A型事業の利用契約を結ぶと同時に雇用契約を結び、原則として最低賃金を保障する。
○非雇用型:A型事業の利用契約を結ぶのみで、雇用契約は結ばない。事業所内での作業中心で、利用者さんが比較的自由に働ける。
わかりやすく書くと上記のような形態です。
A型事業所の「雇用型」では最低賃金分の仕事をしますので、出勤日数や時間も長めです。仕事の面では、立ち仕事が多かったり、作業時間も「1日4〜6時間」と縛りがあることがあります。
一方、就労継続支援A型事業所の「非雇用型」で働く場合は、通所頻度や作業時間において柔軟に働けます。立ち仕事など負荷がかかる仕事が少なく、時間的な制約も少ないため、まずは体調管理をしたい、働くことに慣れていきたい方など、ご自身に合わせた働き方ができます。
就労継続支援 A型事業所「非雇用型」が対象になる方
「非雇用型」はどのような人が利用できるのかについて、皆さん気になるところかと思います。
就労継続支援A型事業所 ジョブロジックでは、
- 雇用型ではまだ自信がないので、非雇用型の作業を通して自信をつけたい。
- 生活リズムが整っていないので、非雇用型で通所して生活リズムを整えたい。
- 高齢や障がい等が理由で、雇用型の作業は難しい。非雇用型であれば働きたい。
などが主な理由に挙げられます。
雇用型で今まで働いていたけれど、年齢を重ねたり、体調の変化によって雇用型で働くことが難しくなり、非雇用型に移られる利用者さんもいます。
このように就労継続支援A型事業では、「雇用型」と「非雇用型」があります。どの働き方からスタートしても、ご自身に合う形でステップアップでき、最初から雇用型が難しい場合は非雇用型から始めてみたりと選択肢があることは心強いと思います。
A型or B型?雇用型?非雇用型?迷われている方へ
一般的にB型事業所単体で運営している事業所を利用される場合、その後「雇用型」の働き方へステップアップするためには、利用する事業所をB型からA型に変更する必要があります。
A型で「非雇用」「雇用」どちらの形態でもお仕事ができる事業所であれば、「体調が安定するか心配」「いずれは一般就労を目指したい」この両方のお考えがある場合もご自身のペースに合わせて働ける点が魅力です。また、職員間での利用者さんの情報共有があることで、利用者さんにとっても長い目で安心してサポートを受けられる点も良いことだと思います。
A型にしようか、B型にしようかと迷われる方は、一度A型で非雇用型のお仕事がある事業所を見学されてみることをおすすめします。
当事業所ジョブロジックでも、事業所によって少しずつ作業内容は違いますが、非雇用型のお仕事があります。非雇用型にも注目してみてください。もちろん、見学もできます。
「A型事業所で支援を受けながら長く働きたい方」も「いずれ一般企業で働きたい(一般就労したい)方」も、その方の目標に合わせてサポートしています。
就労継続支援A型事業所のご利用対象となる方
ご利用対象となるのは、次に当てはまる方です。
- 障がいをお持ちで今すぐには一般企業で勤務することが難しい方
- 一般企業での就労経験はあるが、離職しており就業にブランクがある方
- 特別支援学校を卒業して就職活動を行ったが、就職されなかった方
- 利用開始時に65歳未満の方
- 北海道内にお住まいで、札幌市内の事業所の最寄り駅または事業所へ通える方
ジョブロジックのお仕事内容はこちら
札幌市内の事業所で、雇用型・非雇用型の仕事を募集中です。
仕事内容はこちらのページからご覧ください。
※非雇用型の作業を行っていない事業所もあります。
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