札幌市の障がい者就労継続支援A型事業所
ジョブロジック新さっぽろの阿部です。
札幌もすっかり暖かくなってようやく春がやってきたなぁという感じですね。そろそろ桜も咲き始める頃で、日本気象株式会社の開花満開予想によると札幌の桜開花予想は今月の30日だそうです。楽しみです!!
でも今回は桜の話ではないんですゴメンナサイ…
新年度、4月と言えば新卒として社会人一年目を迎える方も多いのではないでしょうか?当ジョブロジック新さっぽろでも、今春から高等学校を卒業したばかりのフレッシュな若者を5名ほど迎えることとなりました!!!
当ブログをご覧になっている皆さんの中には社会人の方も多いと思いますが、自身が社会人1年目だった頃のことを覚えていますか?私にとっても10年以上前のことですが、やんわりと覚えていますよ。
今回は私がややフレッシュな社会人2年生だった頃に、当時の先輩から「新人への接し方」について教えて貰ったことをかいつまんで紹介していきたいと思います。これから新人を迎える、どう接していいか分からないという方の参考になればと思います。
・相手の顔を見て笑顔で挨拶する
当たり前じゃんと思うかもしれないけれど出来ていないひと結構いませんか?相手の方を向かずに声だけで「おつかれさま~」とぶっきらぼうに言うとか…。気心知れた同僚同士ならいいですが、新人は毎朝出勤するということだけで緊張しているものです。私も勿論そうでした。そんな緊張を解すためにも笑顔で挨拶を積極的に行っていきましょう。
・注意するときは良い部分も一緒に伝える
私の新社会人時代はとてもミスが多く、引継ぎや捺印を忘れる、備品を紛失する、客先からクレームの電話を名指しで貰うなどやらかしのオンパレード状態でした。勿論その都度先輩から熱い指導と叱責があった訳なんですが、その際に先輩は必ず「〇〇の仕事上手くなってきたと思うよ、でも△△にミスがあるから気を付けて」など、注意するだけではなく褒めるべきところもしっかり伝えてくれていました。特に新人時代は失敗が多いもの。一方的に注意されるだけでは仕事に対するモチベーションが下がってしまいますよね。
これは職業指導員になった今でも度々思い出して活用させてもらっています。
・伝えることは具体的に
これは私が就労先で利用者さんにものを伝える際にも常に気を付けていることなんですが、人間だれしも「部屋掃除しといて」「書類整理しといて」のような曖昧な指示をされると困ると思いませんか?掃除と一言で言ったって掃除機をかけるのか窓を拭くのかコロコロをかけるのか…などなどいろいろあるじゃあないですか。
例えば「ここの部屋は午後3時から会議に使うので、机の拭き掃除とカーペットの掃除機がけを時間までにお願いします」と伝えた方が具体的でわかりやすいと思いませんか?
・怒るのではなく叱る
私は怒られるのが大嫌いです。多分好きな人はいないんじゃないでしょうか。ところで「怒る」と「叱る」の違いってご存じですか?実は似ていますけど全然違うんです。
叱るというのは相手の非に対して厳しく注意をおこなうことで、決して感情的になることでも声を荒げることでもありません。あくまで相手が非を理解してより良くなるために行うこと。叱る側は冷静でなければいけません。
対して怒るとうのは感情の爆発です。叱るとは正反対といって良いでしょう。怒ることは動物にもできますが、叱ることは人間にしかできません。
おぼろげな記憶のもとに書いてみましたがどうでしたでしょうか。私もまだまだ出来ていない部分がたくさんあるなあと思いますが、少しでもジョブロジックに新しく入ってくれた皆さんが働きやすい環境にできるよう頑張っていきたいとおもいます!!
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ジョブロジックは利用者様との対話を大切に、働くスキルを身につけて一般就労されることをご支援する札幌市の障がい者就労継続支援A型事業所です。 身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいなどをお持ちの方と雇用契約を結び、支援を受けながら働ける場所をご提供しています。雇用契約を結びますので、最低賃金が保証されます。 市内で4つの事業所(手稲区、北区、東区、厚別区)を運営しています。事業所内での事務作業や、「施設外就労」という形で派遣先の一般企業で働くお仕事もあります。事業所の職員が同行してサポートを受けながら働くことができます。派遣先の企業では健常者の方と同じ職場で働きますので、一般就労へのイメージをしていただきやすいことも特徴です。 ジョブロジックでは障がいをお持ちの方、高等支援学校在学中の生徒様や親御様、関係者様からのご見学や職場体験希望、ご質問等を受付しております。